2014年12月14日日曜日

ガダラの豚

ジュニアがおもちゃで遊んでいたが、ちょい成長して死体で遊ぶようになった。

豚足より大きい骨のブロック。
下で喰ってきれいにして、二階で就眠前冬の運動会のツール。

放送禁止は勿論だが、昔の首狩野の風景だ。
運動したら布団の中に持ち込んで再度かじるらしい。
初めて踏んだときはギャーと叫んでもた。

まあ喰らういうのは植物、ビフィズス菌含めて死体の摂取だ。
生菌なら躍り食いか。
芥川賞作家の故吉行淳之介は、さんざん喰らうといてカマトトぶるでないとカッパした。

新しく開いたサロンのシネメディエデュケーションでは、ヒポクラテスを見始めた。
TPPの前にAmazonがしっかりグローバル化して、カウチポテトどころか布団の中でチョメチョネしつつ見れる。
ジュニアもかじりながら半値無理。
ヒポクラテスたちの中では、医学進学課程の真摯派、野口ひでお青年が、ウサギの実験でピョンピョンだか、ピョンタだかが目に涙して逝ったと語りつつ酒寝落ち。
久しく音沙汰ない粂教授に、ショウジョウバイの涙を肴にカラミストやったろ思うと、どうももう世の中からもビバークしてるご様子。

しばらくヒポクラテスたちの講釈だが、その次はクワイアットルームにようこそに行くつもり。
拒食症の女の子が、私の一食で死んでく子がいると泣く。
ホンマそうや。
有名演技派の某女でなくとも、センセイは抱き締めていたい。
虚名がなんや、ここの「友達」もあいつやったらやりそうやったと吹くできっと。
ホンマ年増やっても上手にいかしてくれたら成仏や。
どうせ遠からずここで孤独氏して、特殊清掃戦う男に犬遺族引き取ってもらうこと祈りながらいくつもり。
戦う男も、遺族犬がトサツされるギリギリで引き取り、先日数年後のみまかりで号泣したという。

故池田晶子女史は、親よりペットロスがきつかったって。
親はいまや孝行したくないのにおりで逆えん心配する時代やが、わんこと晶子女史やったら悩むなあ。
「センセイの鞄」にはセンセイの介護も月子さんが某老残タレントのワカヨメみたいに逆えんで逝くシーンも出てこんし。
女は練炭青酸砒素までいかんでも、バナナ入れたとか、こんな歯槽膿漏臭いおぢは熨斗つけて返礼なんぞと、ヘイトスピーチどころでない野性的精神が残ってる。そやないといくら麻生のおっさんが吠えても人類はもっと急峻に既に絶滅してたろう。

今日はらもさん追悼にガダラの豚読むぞ。