試されて試されてなかなか敗戦投手から抜け出せないような地に、冬の稲妻が走る。
そろばん道路。
がたがた道がすぐにできた。
香港の学生ストいうもんじゃない。
動けない車が長蛇の列を作っている。
灯油はまだあるので、凍死者はなさそうだが、命がけ。
なぜなら救急車がブロックされたら、三次救急は死ぬ。
同窓会にも行けんが、同窓生にも簡単に来てもらえない。
中学時代の同級生が松山千春状態。
道産子千春は、ツアーで内地に行き倒れた。
俺は行きも戻りもできん遅れてきた屯田兵だ。
ほんでもしばれた両手に息を吐きかけ、震える心に歌いかけるのは大好きだ。
だから誘えない南国の級友を。
道産子の小学生も、遠足の前にお菓子を買いに行ったスーパーの雪山の中で逝った。
かまくら作って、明日の話に興じて寝たか、落盤でうもれたのか。
緩くはない。
ほんでもこういうヘビーデュティーが好きだ。
東京の法律師匠には、おまえがラッセルしてるところ想像できんとリプライがきた。
地場の師匠は、熊と間違えられて駆除されるなと嗤われた。
けっつハンカクサイ。
そう、うそぶけるヤマオヤジになってしまった。
またわが恋も終わりそうだ。
俺は熊でも寅でもスキンヘッドのSSWでもないぞ。
来るならきてみろ赤とんぼ~♪
ぶんぶんあらわしぶんと飛ぶぞ~♪
これからは空中戦の時代だ。
やっと本気で大人になる気になってるからアホと煙は高いとこにのぼれそうだ。