2014年12月8日月曜日

冷凍庫のなか

まだこんなもの序の口なんだが、ちょいと千秋楽前風の寒波。
ひごろこの時間になるとゴソゴソ仕出す息子・娘が短鼻から華麗なるいびきを発信しつつわが湯たんぽ役に精励してくれている。

わしもキーボード叩くのに出した露出部が痛寒い。
今日こそ灯油代けちらず全開してぬくもらんと、今日は死ぬのに良い日だになっちゃう。
もういつ昇天してもいいのいだが、湯たんぽが湯換え水替えこぼれた減ったとうるさい。
さぼると、こっこ中心に、座布団どころか家のいたるところをかじるようになる。

ネット復帰して少し呆けがリハビリされつつある。
永い失見当識で周囲からはKYだ、YKKだ、TKOだ、TPPだと姦しいほど形容詞をつけまくられた。
学校でも、職業訓練所でも、切腹前後の院内でも、出し物のネタにどんだけ使われたか。
恩師からはおまえは正真正銘のアホなんやから本気でやったら危ないんやでえ~とさんざん教えられたが、還暦超えてもあんまり治ってない気がする。

「センセイの鞄」のヒロイン月子姫のようにちょいと加齢臭も好きな変わり者には遭遇もせず、加えてペット臭、ファッションホームレスモード、自分でも穴があったら入りたい。
この前は、元嫁のアドバイスに乗って、ちょっとモードを換えて銀行の貸金庫に入ったら、慣れんことはするもんやない、鍵を忘れて閉じこめられた。
ほんまにパニックに陥ったが、繁忙期でドアを必死に叩いて脱出できた。
高所恐怖症もあるが、より閉所恐怖症が強いので、自殺念慮を持つぐらいはもてるが、死ぬより高所や閉所が怖い。
センセイのように子供のころから愚図で、首を括っても切腹しても、きっと失敗するに決まってる。
だから、江戸時代の奇人六無斉の林子平のように「親も無し 妻無し子無し版木無し 金も無けれど死にたくも無し」とぼやいても、うだうだと生きていかねばならぬ。
親孝行したくもないのに親が居り、元嫁はいまだことあればお歳暮はくれぬがパンチを暮れ、子供らには逆勘当され、犬息子犬娘にはなめられっぱなしだが、死期が来るまで死にたくもないので生きている。
江戸に寄れれば、林子平にインタビューして、自分に似ていたら一献傾けたいものだ。
吉田兼好は、やっぱり自分の考えに似た友達がええと友達の要件について述べている。
くすしでも、三百代言でも、ものくれる奴でも、気が合わんと気ちがい関係になるのでげんなりする。
この時代、期ちがいでも気が合えばうまくいくが、気が合わんと相対性理論で、炎上火病ヘイトスピーチ、自爆テロで陰惨なことになる。
ほんにくわばらくわばら。

起きたら寒いのでいつもの小原庄助さんやったら、家事にかまけてウオーミングアップを続けてみるか。
運動不足解消、ひとり温熱療法、わんこらのかまって音頭シンクロ。
今日の天気に一番あってるかも。
忘れんように昨日のマドンナ先生におそわった身体いじりもやってみよう。
伊集院光もウオッチングしてると、亡き中島歌姫さんのごとく奥様を未亡人にしてはとこまめに動いておられるよう。
ツイッターで、ポドキャストで聞く深夜の馬鹿力の録音では知れぬいろいろな努力をされている。
小林信彦氏が週刊文春に書いていたように、しゃべりにまなぶところ多々。

今日も身辺雑記、セルフ総括からスタート。