2015年2月16日月曜日

強み弱み

まだ結構降っている。
ピークは越えたと思っても、それからも結構長い。
体調良好でないので、雪はねも最小限にセーブ。
一年前にみまかった近所の婆さんは、圧迫骨折が痛いとボヤキつつ独居で有償ボランティアに頼りつつ最期まで凛々しく雪をかいていた。
やはりアグレッシブな人だっただけに根性が違う。

考えてみれば、こんなに寒く面倒な雪に閉じ込められてよく住んでいられるもんだが、慣れてくると、これがなくなったときの解放感を思うと魅力的なのだ。
マゾというよりは、二本バットから一本に切り替えて球を叩く快感といおうか。

ところで先ほど聞いたテレフォン人生相談。
相談者は63歳の男性で、結婚相談所で紹介を受けた57歳だとかの女性と数度目の結婚。
共に子がおり、四人子供のいる妻の長男が三十代だとかで鬱になりローンパンク。相談者が月八万だとかを払ってやってきたが、このところ妻を見ても拒否反応と相談。
回答者の幼児教育の研究家は、妻への負担感、色気でトラップされているところの自己嫌悪のようなところを指摘していた。
パーソナリティーの加藤諦三氏は大好きな心理分析で、不逞な父親とその苦労に耐えた母への思いから、そのような女性に惹かれて一緒になったものの、女性の手練手管に身動きならなくなった貴方がいるという話。
まさにそうだろう。

他人の話ならよくわかる。
しかし、自分のことはなかなかわからない。ほんのちょい前のお前がそうだったじゃないかと己に問うと、アワワの様相もなくはない。
これがないと人類は滅ぶのかもしれないが、いまやそのリスクが大きいから少子高齢化なんだろう。
またしばらくニアミスの脂汗を自省しなければならない。
天の采配に感謝。
体調不良だって、不幸だって、自分にとどめられるはハッピー。