2015年6月12日金曜日

超限戦

久しぶりに音声入力です。

このところ超限戦という言葉にはまっています。
もう古いイメージの戦争ではありません。

まだ世界大戦には至っていませんが、なりふりは構われていません。
ドンパチだけでなく、経済、情報通信、その他もろもろ何でもありです。

質の向上のスローガンの一方で、露骨な質の低下が起こっています。
みんな四苦八苦で、他人の事情をおもんばかる余裕がなく、スクランブル状態が日常化しています。

朝のカーラジオで、近所でテロ未遂があったのを知りました。
ISに志願するような輩かどうか知りませんが、道路の端から端まで縄張りをして攻撃です。
通りがかった車がひっかかったようですが、まあ大丈夫だったようです。
バイクなら奴らの首切りもどきが実現しています。

殺人数は統計的に増えていないと言いながら、体感治安は実に悪い。
人々は互いによるべなく、流行りの言葉でいえばブラック化しています。
これだけ、時代の変化が激しく、技術革新が早ければ、終身雇用などもうありません。
また終身雇用も嫌がられます。
三日、三カ月、三年が若い人の転職に多く、嫌になって引きこもる人も多いです。

永久就職も共稼ぎでなければ維持しにくいところです。
そのうち、3年ほどで愛情も冷め、別れます。
子供も、犯罪等からあいさつも危ない暮らしで、生きるみずみずしさなどから疎外されます。
それでも死ぬまではあがく必要があり、老若男女四苦八苦です。

これは我が国だけでなく、昨日のニュースで中国の田舎で親が出稼ぎに出て、はかなんだ子供達が家のなかでみんなで自殺していたということです。

汚言症や化石頭化した人々以外は、ちょいと考えればトップだけの責めでないことはすぐわかります。
オバマさんも安倍さんも、ヘイトされるべきことばかりしているとは思えませんし、シュウキンペイさんも好きではないが命がけ、パクチョンヒの娘さんと金日成の孫さんは国の悲劇を演じてます。

人生ひとまわりを過ぎたおぢさんは、ひたすら新しい日常性と超限戦です。
各人四苦八苦しても、めげずにまいりましょう。