2015年6月14日日曜日

ドン・キホーテ

いまだ読んだことはなく、小説家や文芸評論家の対談や、勉強熱心な方の能書きは知っているものの、無教養なところに自分の質感はまったく持てないでいる。 

この屋号の店には何度か入ったが、興味はわかなかった。 
これも縁なし。 

夕にお師匠をホテルで待った。 
おかまの師弟関係でないので、番号の共有などしてない。 

来ない。 
喫茶でエスプレッソを飲み、カフェオレとの勘違いを知る。 

師のメアドはあるが仕事関係で、オフに通じるかどうか知らず。 
発信したので、ロビーに待つ。 
ホームレス姿で誰何されるはいいが、不審通報されウエイティングやウオッチングが不能になると困る。 
昼ころ事前に電話を入れるも、コールセンターでよくわからず。 
フロントのスタッフも事前連絡のバックアップもしておらず諦める。 

以前は大資本のブランドが、名も知らぬHPみても変態理由不明。 
ままよ、スマホでときどき返信チェックするも面倒だ。 
そんな風に見ていると、内外の観光客が波のように押し寄せる。 
スタッフは、ましらの如く駆け巡る。 
このところの労働状況が顔色からうかがえるが、走るような動きが精一杯で余裕はない。 

掃除やソファーのアレンジに来るとき、「どけましょうか」などとラポールを悪くしないように図ると、邪険にもされない。 
しっかりと待ち顔を見せておかないと、もし宿泊するなら、フロントで待ち人インフォメーションしてもらえず会いにくいだろう。 
宿泊の有無は個人情報でオフリミットのよう。 

何度も波のように団体客が押し寄せる。 
日本語の交錯。 
中国語の交錯。 
パイロットやCAらの中国語と団体客らの中国語の違いは分からぬが、明らかにはしゃぎ度や動きは違う。 
何波かの団体客に遭遇したが、バスから入ってくる様子からして、層や募集が違うだろうことは推測できる。 

日本人らのグループより、中国人のグループの勢いは強い。 
そんなこんなしている間、ずいぶんいろいろと瞑想できた。 
ヒッキーおぢにも、たまの社会見学はためになる。 

予定時刻すぎてもメールも姿も入らず。 
万一わしのミスで勘違いであったとしても、奥さんに電話は入れられない。 
もし困った発覚でもあれば、大変なことだ。 
やきもきするうちに、ノーティスよりしばらくで姿をあらわした。 
ホッとするも、帰ろうかと思うギリギリまで待ったので疲れた。 
ストレッチングや貧乏ゆすりをホテルスタッフに見せたのは、彼らに待ち人姿を記銘させたいのと、エコノミー症候群予防のため。 
無理すると血管つまりそうな気がしたからだ。 

近場の某チェーンで乾杯。 
ため口、いじりは逆鱗に触れず、逆に琴線に触れる部分あったかニコニコ顔で大人しかったが、師の「自分の壁」に抵触すると烈火のごとく不満不快との言葉と表情を返された。 
覚悟の上のカラムニスト。 
もちろん、怒りの内実は個人情報でここには示せない。 

一期一会で、ともに健康でも次はないだろうことも覚悟し、それを踏まえて帰る。 
電車で帰ると伝えたものの、疲れもあって自分には分不相応なタクシーを贅沢し、運ちゃんとは真逆のような世間話。 
事前に確認のために聞いたフィーどおりで帰着。 
楽しい休日だったが・・・・。 

家にはまた別件で、着信あり。 
しばらくネット三昧でもないなの心理状況で・・・・いま。 
ポークも、面白ネタチェック、コメントも控え、こんな所感たまに入れることができるか。 
まあ、自分含め似たコンテンツのリフレイン。 
それでドン・キホーテのように風車に飛び込むほどのなにものもない。 
君子豹変ならぬ愚図潜水に、ポーク諸氏はじめご容赦あれ。